もくじ
センスのいい香典返しを選ぶときのポイント
どんなことに気を付ければ良いのか、センスの良い香典返しの選び方をご紹介します。
実用的な品物を選ぶ
香典返しは、コーヒーやお茶などの飲料、調味料や海苔、お菓子などの食品、石けんや洗剤、タオルなどの消耗品から選ぶことが一般的です。普段の生活で活躍するアイテムは喜んでいただけやすく、こだわったものを贈ればセンスの良さを感じてもらえます。
上品さを感じられるパッケージの品物を選ぶ
上品さや高級感のある色使いの商品を選ぶのがポイント。華美なパッケージは香典返しには不向きなので避け、シンプルなデザインのものを贈りましょう。
センスのいい香典返しを選ぶときの注意点
弔事の贈り物として、タブーとされているものもあります。香典返しを選ぶ際に気を付けたいポイントを解説します。
香典返しに不向きな品物を避ける
殺生を連想させる肉や魚類、縁起物として慶事の引き出物に使われる昆布や鰹節は、香典返しには不向きとされています。また、お酒は嗜好品のため、弔事の返礼品相応しくありません。ただし、故人が生前お酒好きだった、などの理由で参列者に贈るケースもあります。なお、カタログギフトを受け取った方がお酒や肉・魚などを選ぶ分には問題ありません。
軽くて持ち運びしやすいものを選ぶ
香典返しを手渡しする場合は、相手の負担を考えて持ち運びしやすいものを贈りましょう。当日返しする場合も同様に、バスや電車などの公共交通機関を利用して参列された方に配慮し、なるべく軽くコンパクトなサイズの品物を選びます。
賞味期限の長いものを選ぶ
食品を贈る場合、相手が受け取ってすぐに食べられるとは限らないため、賞味期限が長く常温保存が可能なものをセレクトしましょう。
香典返しに贈りやすいセンスのいい品物
お通夜や葬儀に参列してくださった方、お供えとして香典をくださった方々へ忌明けのタイミングに贈る返礼品。感謝の気持ちが伝わるおすすめのアイテムを揃えました。
香典返しの基本マナー
香典返しを贈る時期は、仏事では四十九日を迎えた忌明けが目安です。最近ではお通夜やお葬式の際に香典返しを渡す「当日返し」が一般的になっていますが、高額の香典をいただいた場合などは、後日無事に法要を済ませた報告とお礼を記した挨拶状とともに品物を送ります。なお、香典返しはいただいた金額の3分の1~半額程度が相場です。
品物には、黒白の水引の掛け紙をかけます。表書きは宗教・地域を問わずに使える「志」が一般的です。西日本など一部の地域では、「満中陰志」が使われることもあります。
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